cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

20221128今日の病院ボランティア

年末になると、ボランティアも忙しい気分になる。待合室にクリスマスツリーを飾るので手伝いが必要になる。
今日の仕事は恒例の病棟への図書の配布と回収だった。今日は高齢の患者さん(男性)から要望があった。むつかしい本よりも、気軽に読める漫画が良いと。そうなのだが、たまに患者さんから作家を指定してリクエストが来ることがある。先週は作家で評論家の保坂正康氏の著作、石橋湛山氏の著作のリクエストがあった。両者に関係する保坂氏の著作「石橋湛山の65日」を探しておられたのかもしれない。
また山本周五郎氏のリクエストもあった。以前にはボランティア室に司馬遼太郎の本を探しに来られた患者さんがいた。
保坂正康氏は北海道の御出身だが、ネットで経歴を見ると札幌の中学校で同級生だったようだ。同校は当時マンモス中学校で、私はわずか9ヶ月しか同中学に在籍していなかったので面識はない。1学年上に西部邁氏もいた。中学3年時の道東への修学旅行がいい思い出になっている。


配布する図書の割合はおおむね漫画本が三分の一、小説などの単行本が三分の一、文庫本が三分の一だ。冊数にすると書棚の大きさに応じて1ヶ所30冊から100冊。
病棟の書棚設置場所の総数は15ヶ所。週に1回しか出勤しないので各月に1回のインターバルで図書の交換をする習慣なので、出勤日には最低4個所以上に図書を運ぶ必要がある。この仕事は高齢の私にとって重労働だ。図書運搬用ラックは大きくて重い。しかし患者さんから感謝されると疲れは吹き飛ぶ。