cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

ドラマ「舞い上がれ」6、学生同士の恋愛

今日のドラマ「舞い上がれ」のテーマは学生同士の恋愛だった。恋愛が飛行訓練に影響するかどうかは本人次第だと思う。内面的にモチベーションを高める効果があれば禁止すべきことではないと思う。ことさら奨励する必要もないが。そういう私は防府北基地での6ヶ月間に家内と知り合って結婚した。山口県在住の女性と結婚したい旨、両親に告げたところ、すぐに両親が東京から飛んできた。両親は家内の両親と話し合い、3ヶ月後結婚を承諾した。結婚したことを同僚にも上司にも報告した。先輩のなかには飛行学生の間に自ら結婚したことをすぐには公表しなかった人もいた。飛行教官に良い印象を与えない恐れがあることを心配したのだろう。同僚先輩の中には飛行学生の間の結婚をよく思わない人もいた。訓練生の期間中は訓練に専念すべきだと思ったのであろう。私の戦闘機操縦課程(F-86F:昭和39年9月ー昭和40年3月)では当時のブルーインパルスのメンバーが飛行教官だったが、新婚なので冷やかされはしたが、差別されることはなかった。昭和39年の東京オリンピックで五輪の輪を描いたメンバーだ。
ドラマで気になっていることがある。飛行中、舞さんは大きい目で一点を凝視する癖があるように思う。パイロットは常にLOOK AROUND(周囲の見張り、索敵)を怠ってはならない。また飛行教官はそれを注意しなければならない。空中戦闘ではいつ敵機が襲撃してくるか分からないからだ。民間機のパイロットも見張りの必要性は同じだ。