今日のドラマは、舞さんたちが帯広での訓練を無事終了し、再び高度な訓練を受けるため宮崎に帰る場面だ。柏木君と舞さんの距離もさらに近付いている。順風満帆のように見える。しかしこの先、どんな難関が待っているか楽しみだ。どんな難関でも若者の純粋な気持ちで正直にぶち当たっていけば、良い方向に進むことができるだろう。
宮崎本校は運輸省所管の事業用操縦士の免許を取得させる課程である。
使用する機材は帯広と同じシーラスSR-22のようだ。

防衛省所管の自衛隊パイロットは民間航空のパイロットライセンスは必要ないが、一時期から、魅力化対策として、航空自衛隊パイロットの養成課程で事業用操縦士養成のカリキュラムを付加し、運輸省の試験官により審査し同免許を付与している。この免許が役立つのは民間航空会社にパイロットとして再就職した人だけである。その機会を得たひとは多くない。私の経験からいえば戦闘機パイロットを養成するという趣旨に反するので必要ないと思う。