cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

20230114古文書を読む会

今日の古文書を読む会のテキストは前回に引き続き江戸末期の某旗本の勘定帳(控)の解読だ。勘定を任せられた地元の有力名主は、経理の一切合切を任せられ、手間賃を受け取っている。当時の地元産業は農業が主であるが、片手間に林業や養蚕にも手を出している。また小規模だが金融業も営んでいたようだ。当時は何でも取り扱っていたのだ。
勘定帳(控)には、個癖のある読みにくい文字で項目と金額が書かれており、内容はほとんど無味乾燥、解読作業がよく飽きないなと思うが、会員(ほとんど高齢者)同士の話しのやりとりが面白くて毎回楽しみなのだ。