cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

20230213病院ボランティア、ドラマ「舞い上がれ」

今日の病院ボランティアは恒常業務の病棟への図書の配布と回収だった。入院患者さんの中には病院内の書店で購入した新しい本を病棟の図書返却用かごに入れて退院する方がおられるので、それは「寄贈本」として処理し他の患者さんの閲覧に供している。毎年新刊本購入のための予算はわずかだが支給されているが、患者さんの「寄贈」した本の方が冊数がはるかに多い。したがって黙っていても新しい本が少しづつ増えていく仕組みができている。


今日のドラマ「舞い上がれ」は貴司君が詠んだ歌を史子さんが評価する場面。貴司君と押しかけファンの史子さんがデラシネで二人差し向かいでお茶を飲んでいると、そこへお土産を持って舞さんが現れる。貴司君から舞さんに近作の歌を詠んでほしいと頼まれる。舞さんが詠もうとすると、史子さんが横から割り込み、紀貫之の和歌を元歌とする「本歌取り」ではないかと和歌の知識を駆使して論評する。和歌の門外漢の舞さんは意味が分からない。舞さんは二人の話しには加われない。史子さんは貴司君と二人だけの世界を造ろうとする雰囲気だ。史子さんは舞さんが付け入るスキがないように振舞う。最後に史子さんは舞さんに貴司君の側にいるのを悪く思わないでほしいと告げる。舞さんは複雑な気持ちだ。
舞さんがハッキリ意思表示しないから史子さんにどんどん割り込まれるのだ。史子さんの真意は貴司君の奥さんになることか。史子さんは厳しい環境で育ったせいかたくましい人だ。