cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

中国の改正反スパイ法と中国旅行

最近日本の文筆家が香港への入国を拒否されました。かつて香港を中心に活動していた軍事評論家平可夫氏もすでに香港からカナダに引き上げました。中国の改正反スパイ法の下では、香港を含め、安心して中国に行くことができません。中国共産党の下で理由を示さず突然拘束されます。日中友好団体のメンバーであろうとなかろうと関係ありません。拘束された人は中国の外交の切り札に使われます。人質外交です。
20年くらい前に家内と一緒に中国へ団体旅行に行ったときは比較的自由でした。ガイドと一緒に撮った写真を送るからメールアドレスを教えてくれるよう頼んだがそれはダメでした。北京の高速道路の特定の道路標識の意味を聞いてもそれもダメでした。阿片戦争の英雄、林則徐について聞いても無言でした。要するに中国の国家成立の建前に反する人物や事件は無いことになっています。現在は天安門事件に関して執拗に質問したら間違いなく拘束されるでしょうね。1990年代、小沢一郎さんは中国共産党にとって好ましからざる人物として中国メディアに登場していましたが、現在は小沢さんから接近していっているように見えます。