cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

むかし聴いたアメリカンポップス

むかし高校生の頃(昭和20年代後半から30年代初期)は、アメリカンポップスが全盛で、私は2つ下の妹と一緒にいつもラジオで聴いていた。テレビは未だ一般家庭に普及していなかった時代だ。当時ラジオで放送される米国のヒット曲ナンバーなどを気にしていた。「王様と私」「回転木馬」「南太平洋」「ウェストサイドストーリー」など米国のミュージカルも流行った。地方都市に住んでいたが大学の受験勉強の合間に映画館にはよく通った。楽しみは映画くらいしかなかったのだ。その影響で妹は大学でハワイアンバンドのメンバーになった。
家内とは3つ違いだが、家内もポップスが大好きで映画や音楽には関心があった。
30代のはじめ、家内の強い希望で身分不相応な巨大なパイオニアの電蓄(コンポといっていた気がする)を購入し、月賦で全集のLPレコードを買い、毎日のように聞いていた。巨大な電蓄は、引っ越しが大変で、福岡から東京に引っ越す際に家内が友人に譲ってしまった。


今はやりの歌は、当然だがまったく分からない。たまに聴くのはカーペンターズ、古いCDからパソコンにコピーした演歌や加藤登紀子さん、由紀さおりさんの歌だ。みんな歌がうまかった。家内はポールアンカが好きだった。


いま当時流行った曲やその後購入したCDの曲を聞くと、家内と一緒に聴いた当時が思い出され辛くなる。気が滅入って途中で聴くのを止めてしまう。



Carpenters Close To You



Paul Anka - You Are My Destiny (Live)