cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

発見された行方不明の米軍F-35B

行方不明の米軍F-35Bが発見された場所は、離陸したサウスカロライナ州のチャールストン基地から北北東約100kmの山林でした。フライトレーダー24を常時モニターしている人のyoutubeによると、事故機と一緒に飛行していた僚機の残燃料から燃料が無くなるまでの飛行距離を割り出し、およその場所を特定したそうです。この地域は農地や山林、湿地帯が入り交じり民家が少ない地域だったようです。燃料が枯渇していたので火災も起きなかったようです。火災が起きれば煙が見え、発見は早かったはずです。現在、推測されていることはオートパイロットが働いていたのではないかということです。戦闘機は、離着陸時を除き、通常オートパイロットを作動させたまま操縦しているはずです。しかし緊急脱出する場合、オートパイロットのスイッチを切る余裕はないと思います。したがって脱出時の飛行姿勢によってはそのままの姿勢で飛び続けることもあり得ますし、米国で実例もあります。昭和40年代の初めころ、日本でF-104戦闘機が飛び始めたころ、飛行中パイロットが機体から緊急脱出した後、しばらくF104が飛び続けた事例の話を聞いたことがあります。追随していた僚機はハラハラしながら行方を見守ったとのことです。最後は海中に没しましたが。陸上での捜索機は単発のセスナ機などのような、長時間低速で飛べる航空機が適しています。高速のジェット機は陸上捜索に適しません。
この事故は、行方不明の機体の発見を広く民間にも求めたことで一躍脚光を浴びました。


画像は拝借しました。