cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

再度只見線に乗るー1

19日、再度只見線に乗りたくて、今度は逆回りで、只見線終点の小出駅に向かった。私が列車で只見線の小出から会津若松まで移動し、長男は車で小出から会津若松まで移動する計画だった。
気圧配置はあいにくの冬型で山は雪だった。最悪の場合、高速道路がチェーン規制などされると計画は中止だ。関越道で関越トンネルに差し掛かると谷川岳は真っ白、幸い道路は濡れていたが雪ではなかった。17号線小出のとんかつ屋で昼食を採り私は13時過ぎの列車で会津若松に出発した。長男は車で列車を追求し、車が先に着くので会津若松の50分程度手前にある「搭寺」駅で長男と合流することにした。冬型の気圧配置なので小出を出発するときから曇り時々雨だった。車内から写真を撮ったが暗い感じの風景写真になった。列車は2両編成で座席は3分の2ほど埋まっていた。やはり中高年の団体客が多く喧噪だった。車掌さんや地元の観光協会?の方々が入れ替わり立ち替わり乗客の皆さんに観光案内をしてくれた。地元愛が強く、外来のお客さんに対してもサービス精神旺盛だ。夕刻になるほど雨がしとしと降りだし、「搭寺」駅に着く頃は真っ暗だった。この駅は山間部にある無人駅だ。近くを国道49号線が通る。 この駅で降りたのは私一人、駅の周辺には人家はなくホームも真っ暗だ。ホームから見下ろすと長男が乗ってきた私の車が見える。無事到着したのを見て安心すると同時に駅舎の階段脇に「熊出没注意」の張り紙が見えた。ここなら熊が出てもおかしくない。急いで車に乗りホテルに向かった。(続)