20231223の古文書を読む会
今日の古文書を読む会のテキストは、明治初期の頼母子講の掛け金に関する覚書の文書だった。金融業も営んでいた名主なので保存された古文書には証文類の文書も多い。他の文書に記載された貸金の利子は「一割」とあった。当然家作などの「抵当」も記載されている。学校教育では、日本は江戸から明治にかけて、近代化が円滑になされたように習ったが、実態は様々な軋轢を経て近代化がすすめられたことが古文書からわかる。
覚
一 金㊞五両弐分弐朱ト 子方壱口分
弐匁四分
右之通り廿一会目掛ヶ金
慥㊞に受取り申し候
未十一月二日 深谷
世話人㊞
いつつや
鉄五郎殿