cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

境川の東京都管理区間への調整池建設事業説明会

境川は、東京都と神奈川県の境の一部を流れています。この川は台風で大雨が降ったときなど過去にたびたび氾濫し川沿いの住宅地の一部などに浸水被害を与えてきました。境川の水源は相模原市緑区城山湖付近で、流域は町田市、相模原市、大和市、横浜市、藤沢市、鎌倉市にまたがっており、藤沢市江ノ島付近で相模湾にそそいでいます。流路の長さは約52kmで、東京都の管理する部分は町田市の根岸橋から大和市の鶴瀬橋までの約10.5kmです。今日は東京都が管理する部分に浸水被害予防のための調節池を建設する事業の説明会に出席してきました。調節池建設予定地は自宅から近いし散歩コースなので興味がありました。説明会は近くの町田市の小学校体育館で行われました。事業の期間は令和5年度から令和17年度まで、完成時は私は多分いないでしょう。説明は映画とパネルで説明員が数人付いていました。工法はニューマチックケーソン工法というもので河川の橋梁工事などでなされるケーソン工法と同じですが、周囲の水が空気に入れ替わった方式のようです。環境に負荷を与えないように地上にケーソンを設置し内部の工事現場を加圧しながら作業を進める方法と見ました。地下50mまで掘るので地下水を止めるために圧力をかけると計算上6気圧以上加圧することになり潜水病の危険が増すことになります。加圧しないと地下水が噴き出したりして工事にも支障が出るのでしょうね。環境保護のために作業員が犠牲になるような、そんな気もします。事故が無いように祈ります。