cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

趣味としての計算作業

家内は、毎週火曜日に言語リハビリ(スピーチセラピー(ST))を受けているが、先日セラピストが簡単な計算をさせたところ、計算速度は速く、驚いていた。家内は、むかし20歳代後半ころに近所の子供たちを相手に、珠算教室を開いていたことがあった。暗算は今でも速い。現在も伝票の計算などに興味があるので、注文した化粧品の伝票を自己流に整理して毎日のように計算している。化粧品は注文すると自動的に送られてきて代金もそれなりに嵩むが、本人は熱心に計算作業をやっているので、化粧品代のことは文句を言わないことにしている。また計算することに何の意味があるのかわからないが、食事時間以外は計算作業を妨害しないようにしている。認知症の防止に多少は役立っていると思う。このことは、最近購入した本、松本一生編著、”喜怒哀楽でわかる「認知症の人のこころ」”でも指摘されていた。この本は認知症の人のこころを理解する上で役に立つ良い本だ。この本を読んで、私の考えも少し変わった。
今日はデイサービスの日である。家内は早朝4時頃起床し、洗顔していた。私は寝ていて気付かなかった。すでに自力でトイレに行ってオムツを処理していた。まだ早かったので、私がトイレに立ったついでに再度就寝させた。次の起床は7時15分で、8時半の出発までには家内の動作を考えると余裕はあまりなかった。長男がすでに朝食の準備をしてくれていたので、トイレに連れて行ったあと、急いで食事を手伝った。食事後、着ていく服装の選択と若干のお化粧に時間が必要になる。なんとか急いで準備を済ませ迎えの時間通りに玄関にでると、直ぐに迎えの車がきた。今日もやれやれ。