cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

最近の状況

多系統萎縮症の発症後約7年経過した。当初の兆候は道路歩行中にたびたび転倒することだった。その後、少しづつ”おかしいな”と思いつつも、しばしば日帰りバス旅行や山歩きにも出かけていた。手帳を見ると、7年から6年前は、病院で精密検査を受けながらも、沖縄や九州旅行に行っている。歩行に支障が出れば行動が制限されるので旅行などを遠慮するようになったのは、5年前からである。それもある日突然ではなく、病状は徐々に進行していった。
このところ、家内も要領よくなったのか、デイサービス出発前のバタバタが少なくなった。私の手助けも手際良くなったと思う。不必要な動作や手助けは省略し、必要な準備だけをするようにした。それでも出発時間に間に合わなければ、貴女の責任ですよ、と家内に自己責任であることを自覚させた。起床は平均して5時半、自宅では日中ほとんどイスに座って寝たまま時間を潰す。そばでぬいぐるみの子犬が8匹見守っている。就寝は23時前後。1回のトイレにかける時間が30分以上、と長い。一日のメインイベントとしては、起床後、3度の食事、トイレ、訪問リハビリ、入浴(毎日)である。入浴支援は、私にとって重労働であるが最重要の仕事であると思っている。”男同士の裸の付き合い”という言葉があるが、高齢になると夫婦でも同じだと思う。本音の意思疎通が出来ると思うのだ。