家内に対する自宅での介護支援の内容を列挙すると、起床後、室内の移動と服の着替え、洗面、トイレへの往復とオムツ交換、食事と入浴、などがある。しかしこれだけでは家内は満足しない。看護の間に、自分に関心を示してくれる相手が欲しいのである。私も好きなテレビ番組を真剣に（没入して）見たいし、趣味に費やす時間も欲しい。それが家内には気に入らないらしい。必要な作業は終わったから、あとは自分でご勝手に、というわけにはゆかない。家族介護の難しさだ。先日は、昼食後、つまらなそうにしていたので、しばらくぶりに公園散歩に誘った。近所に大した公園があるわけではないが、いつもの薬師池公園に行った。車椅子を車に載せて行くので上げ下ろしが大変だ。最近、車椅子が重く感じるようになった。年かな？来年早々80歳だ。