今回私は、最初の1週間はかかりつけの病院に入院し、その後大学病院に転院して手術を受けた。入院期間は、最初に救急車で運ばれた病院がかかりつけの病院でなかったことで1日追加すると、3つの病院で合計32日間であった。病室は、いずれも特に指定しなかったが、かかりつけの病院は1日6000円、大学病院は1日8800円の部屋であった。後期高齢者で1割負担の私の予測では、室料を入れて合計50万円くらいかな？と思っていたが、40万円を少し下回った額であった。しかし長女の交通費やホテル代、私の新しい杖や下着等の衣服代等、雑費がバカにならず、医療費と同じくらいかかったものと思う。
また快癒してからの謝礼も含めなければならない。
手術前に病室で腹痛に苦しんでいた段階では、お金はいくら掛かっても命が助かれば良い、と思っていた。その気持ちは今も変わらない。80歳に到達すると同時に大病を患ったわけで、その後の人生を改めて見直す良い機会となった。神の恵みだと思う。