cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

特養入所後、初の介護調整会議

今日は、家内が特養に入所して初めての介護に関する正式調整会議があった。


出席者は、夫である私と施設の事実上の責任者及び家内の介護を直接担当した2名のケアマネであった。家内は正式に入所する以前にショートステイを1ヶ月ほど体験し、家内の心身の状況はすでに施設側が把握していると私は思っていた。しかし今日の会議は、再度、私の他、数人のケアマネの目を通してみた家内の要介護の状態を客観的に評価しようと試みるものであった。ケアマネは、極めて詳細に家内の施設での生活状況を把握していたが、入所以前の自宅での生活状況は把握していなかったので、今日の会議で私から自宅での生活状況を説明した。問題として指摘されたことは、自宅にいた時と同じように、午前4時とか5時に起き出して化粧に取り掛かることであった。この時間帯は、ヘルパーさんの目が届きにくく、転倒した場合など直ぐには助けに行けない恐れがあった。本人に注意しても、その場では了解したように見えてもまた同じことを繰り返すのである。これは多系統萎縮症が進行した段階の症状であるので根本的に是正するのは困難であろう。この点は私から説明して何らかの対策をお願いした。必要な設備器具があれば購入することで了解してもらった。また家族と電話連絡をした日は、精神状態が高ぶる様子を見せたとのことだったが、これは主婦として何十年も過ごしてきた家のことが心配で心が高ぶるのは当然であると思う。まして今回のようにコロナの関係で何ヶ月も家族に会えていない状態では当然であろうと思う。この会議では、施設の担当者の介護に対する真剣さがよくわかった。施設の位置は我が家から直線距離で約400mであり、歩いても8分程度、ベランダからもよく見える。

   中央の横広の黄色いビルが家内の入居する特養施設(自宅ベランダから撮影)