cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

古文書の同好会に参加した経緯

今から15年ほどまえ定年を迎えた際、実家のある隣のM市で市民向けの古文書解読講座の受講生を募集していた。募集人数は20名ほど、中高年の受講希望者が多く応募採用は狭き門だった。住所を実家に偽って家内と一緒に申し込んだところ、家内が抽選に当たった。家内は私に権利を譲ってくれた。講師はM市から委託を受けたK大学の先生で講習期間は半年ほどだったと思う。全くの初心者が対象だったので、テキストは江戸時代の「武家諸法度」だった。講習終了後は、この講座のOBが中心となって古文書を読み合わせする同好会に参加した。この同好会は月に1回、市の施設を借りて、講師が用意するテキストを使って読み合わせしていた。この同好会メンバーは100名以上いた。私はこの会に5-6年ほど在籍したのち、居住するS市の同じ古文書同好会「古文書を読む会」に移転した。理由は、M市の開催場所が自宅から遠いのと、開催時間が夜間だったからである。S市の方は月に2回、 土曜日の午後開催で自宅からも近い。S市の方は、地元に伝わる地方文書を中心にテキストを選定し、解読の指導は経験の長いベテランの仲間が行っている。人数も20名以下でゆったりしているが、レベルが高すぎて初心者はついてゆけないのが難点だ。当初、8年ほど前になるが、私も最初はついてゆけなかったが、現在では何とかついて行けている。各ページごとに担当者を割り当て読み合わせしている。今週の土曜日は私の担当だ。なお2年前からN〇K学園の古文書を読む講座を受講している。この2日間、課題文書の答案作成に追われた。読めない字がある場合、くずし字辞典などを参考にするが、作成者個人のくせなどが強い場合、辞典をさがしても分からない場合がある。そこでネット上で同様の文書がないかどうか探すのである。たまたま発見するとうれしさもひとしおだ。