cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

独居老人の死去

先日、知り合いの80代の独居老人が亡くなり葬儀に参列した。ケアマネが訪問介護で訪問した翌日に、長男がたまたま訪問して死亡しているのが発見された。前日までは元気だったという。数日前に姉妹が電話した時も元気な様子だったという。大きな持病は特になく、突然死だった。
彼は20年ほど前に離婚し、当初は長男と一緒にアパートで生活を送っていたが、数年前から長男が別居し、独居老人となっていた。これはどこにでも起こりうる事例だと思う。
第三者から見ると、本人は高齢でも家族に介護の面倒を掛けることもなく、苦しまずに逝ったのだからラッキーだった。一方、子や兄弟は事後処理が課せられることになる。家財道具の処分や年金関連の役所への届け出、NHK電気ガス水道、大家さんへの家賃支払いなどがあろう。負債はないのでこれもラッキーだったかと。衣類や家具など高級志向の人だったので、持ち物を廃棄処分するのはもったいないが、いまどき貰ってくれる人はいない。独居老人は、本人に金銭的負担をさせずに、毎日誰かが安否確認する制度をつくる必要があろう。