今日は、約1ヶ月ぶりに母に面会した。妹と長女が同行した。コロナの第3波でまた面会自粛になったが、事前に予約していたので認められた。前回面会した時よりもやや認知症が進行していた。長女に面会しても思い出せず、どなたでしたっけ、と聞いた。若さからみて看護師さんと勘違いし私の付き添いですか、と尋ねていた。しかし表情は以前よりも穏やかであった。いつも張り合っていた仲間の美人の話題は出なかった。母は、自分が病院に入院していると勘違いし、いつ退院できるのか、退院したらどこに住むのか、を気にしていた。親戚の医師のいる病院に入院するのが母の念願だが、彼ははるか離島に勤務しているので会うこともできない。母の表情も気持ちも以前よりも穏やかだった。