cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

家内と電話交信、遠い記憶の復元

今日は家内と定期電話交信した。家内には会えないが、電話する前に、施設まで歩いて行って梅干し、黒豆、ミカンを差し入れた。話す内容は、特に何もないので、差入れした食べ物の評価などを聞いたが、積極的に話すわけではなかった。長女の話では、差入れしてくれて有難いと言ったそうだ。私には口が裂けても感謝の気持ちを言わない、ということか。ところが1年以上も前の話であるが、家内が通販で購入したブーツを返したい、という。家内は足に合わず返したがっていたが、入院したやら特養に入居したやらで、うやむやになっていた。すでにブーツが履ける体の状態ではなかったが、ブーツを履いて外出したいこだわりの気持ちはあったのだろう。それほど高いブーツでもないのだが家内にとっては思い出のブーツなのでいまだに記憶が蘇るのであろう。また誰とかさんの子供さんの話をしたが、私には何の話か思い出せなかった。遠い昔のメモリーに残っていた記憶が、突然でてきたものであろう。
私のパソコンの外付けハードディスクに15年以上も前の古いファイルがいっぱい入っているが、思い出したように開いてみても、作成当時の記憶が全くないことがある。作成期日を見ても思い出せない。写真などは劣化して、いずれ消滅するのであろうか。人間の記憶力に似ていなくもない。

20年前、職場の同僚たちと