cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

家内の特養の入居契約書に追加項目

介護施設に入居する場合、施設側と契約書をかわすのは当然ですが、この契約書にはあまり細かいこと、具体的なことは書いてありません。社会常識の範囲は書いてないのです。しかしコロナの影響で入居者と家族が長期間面会できないと、相互にストレスが蓄積するのでしょうか、常識をはみ出す事象が起きてしまいます。今回施設側が生起した具体例を挙げて、入居契約書に付加する形で遵守事項を求めてきました。内容は、当たり前の事なのですが、文書にすると生々しい表現になり、家族としては、若干不安を感じることになります。施設で行う医療について家族が不安に思うのでしょうね。その気持ちはよくわかりますが、預けた以上、ある程度は施設を信頼するしかないと思います。以下、遵守を求められた内容を列挙します。
①当施設のサービスは、介護保険法に基づき提供しています。介護保険制度に基づくサービスの範囲を超えたサービスを契約者等が要求することはできません。例;〇私のお母さんだけ特別扱いしてほしい。〇お父さんに出したおやつのリストを書面で提出してほしい。〇お母さんのために専門のヘルパーさんを付けてほしい。
②当施設では、嘱託医による診察を行っています。診察の内容は生活相談員が説明します。服薬については医師の処方に基づいて行っています。体調管理の観点から血液検査を行うこともあります。
③契約者等による施設職員に対するハラスメント(迷惑行為)は固くお断りします。職員に対する暴言・威嚇・執拗な面談要求などの行為はしないでください。悪質な場合は警察に通報します。
以上ですが、ありうる話ではあります。緊急事態が発令されてから施設側もコロナには神経質になっています。