cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

母の入居するグループホーム

母の最初の入院は、自宅で転倒したのがきっかけであった。母は、父が亡くなってから自宅マンションに一人で住んでいた。この転倒による椎間板手術のため、母は整形外科病院に3ヶ月程度入院(2014年11月-2015年2月)した。母はこの入院の退院後にサービス付き高齢者住宅(サ高住)に入居(2015年2月)した。しかしサ高住においてまた転倒骨折し同じ整形外科病院に再入院(2015年3月-2015年5月)することになった。
退院後、このサ高住を退去(2015年5月)した。サ高住退去の理由は、母の状態がサ高住に向かない、と施設が判断したからである。
2回目の入院の退院時、整形外科病院の介護士のお世話で、某グループホームに入居した。(2015年5月)
その後、1年ほどたったころ、母は施設内で腸閉塞を発症し緊急手術のため、国立病院に4ヶ月間(2016年5月-9月)入院した。某グループホームは2016年9月に退去した。退去の理由は、介護施設は3ヶ月以上空室にすることができなかったからである。
某グループホームは緊急処置をしっかり行ってくれた。母に異常が発生すると直ちに救急病院に搬送してくれた。施設が介護用車両を保有していた。場所も交通の便利な場所にあった。
国立病院退院時、病院の担当介護士が現在のグループホームを紹介してくれた。
母はこのグループホームに入居(2016年9月)してから4年以上経過した。
母は、2014年11月ごろから約2年間にかけて、病院とその都度異なる介護施設の間を行ったり来たりしていたのである。母は環境に対する順応性が高く、認知症を発症することもなかった。
家内が2012年頃から多系統萎縮症を発症していたため、この間、自宅での母の介護はできなかった。
母は寂しさに耐えられない性格なので相部屋の入院生活をそれなりに楽しんでいた。1ヶ月弱入居したサ高住はホテル形式の個室なので、ここは寂しさに耐えられなかったようだ。最終的に落ち着いた現在のグループホームは、個室だが部屋を出ると大広間なので、いつも誰かがそばに座っていて寂しくない。入居後、すでに4年以上経過し、母の性格にピッタリの施設で本人も気に入っていたのだが、最近は人間関係でまた不満が出てきている。自分よりも若い70代の美人が入居してきたので、自分の立場が微妙になってきたからである。100歳過ぎても女性は美を張り合うのだ。


母が入居するグループホーム、収容可能人数18名