cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

ボランティア精神

通称「東京2020組織委員会」会長森喜朗氏の「失言」を理由に五輪ボランティアへの参加を辞退すると意思表示した人が続出、とのメディア報道があるが真実だろうか?
辞退するのは自由であるが「失言」を辞退の理由にするのはどうかと思う。
辞退を表明したボランティアが応募した時点ではコロナ騒ぎが発生するなど想像もできなかったし、コロナのために個人的事情が変化した方々も多々あると想像できる。したがって辞退の理由は「失言」ではなく、ほかに理由があるのだと思う。辞退する個人的事情があるのに「失言」事件を理由に辞退すると表明したのならば、ボランティアとして失格だと思う。ボランティアの趣旨に反するからだ。
ボランティアに参加したのは自分の意志で五輪を支援したいため、のはずであり、森氏を支援するためではなかったはずだ。森氏の「失言」を辞退する理由に挙げたのは、時流に乗れば楽だと思ったからであろう。辞退したければ、他人のせいにせず辞退すれば良いだけの事である。
五輪ボランティアは、採用時は脚光を浴び狭き門だったらしいが、五輪の態様が大きく変わることが予想されるので今後辞退者も増えることが想定される。また必要なボランティアの数も減るのかもしれない。