cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

セクハラ

最近セクハラ問題で森氏が辞任に追い込まれたが、これをセクハラ防止の社会運動の一環と考えれば、世の中を見渡せば、このほかにも目につくところが一杯あるような気がする。セクハラ防止の観点からテレビドラマを見ると劇中にいっぱい出てくると思う。最近では刑事ドラマの「警視庁・捜査一課長」である。捜査一課長が部下の刑事(斉藤由貴:大福(あだ名))に対して、卑猥な表情でからかう場面がしばしば出てくる。斉藤由貴はそのたびいやな顔をするがお構いなしである。森氏の問題とは別の問題ではない。このようなドラマを通じて女性蔑視の風潮が後世に引き継がれていくのである、と思う。刑事ドラマは男社会を描く場面が多いので行き掛かり上、無意識に女性を蔑視する場面が出るのであろう。このような観点から、テレビドラマなどを再点検する必要があると思う。早急にはできないと思うが。
かつて米軍に勤務していたことがあるが、セクハラ防止に関して、極めて厳しく対応していた。この点については日本とは異次元の国なので単純比較はできないが、例えば、女性がセクハラで訴えた場合、(セクハラを含め人権侵害を専門に受け付けるセクションがある)本国から専門の調査官が来訪して調査に当たるようになっている。私が在職中に日本人同士のセクハラ問題が発生したが、セクハラの有無を証明する前に加害者とされた人は退職せざるを得なかった。


JUDFから画像をお借りしました。