cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

英、安全保障政策の見直し

英国はインド太平洋方面を主とする安全保障政策に転換したようだ(今朝のNHKBSの

BBC放送によると)。今まではヨーロッパ方面からのロシアの脅威が主であったので、それはどうなるのかといった疑問も呈されていた。中国の急激な軍拡と武力を背景にした勢力拡大の方針が中国共産党によって明確に示されたので、戦略のアンバランスなインド太平洋地域を放置するわけにはいかなくなったということが背景にあるのだろう。全世界に目配りする米国はインド太平洋方面を自国だけでは賄いきれない状況になっているのは確かである。日本も、強力な軍事力を備えた中国が、米国と世界の覇権を争う国になるとは20年前には想像もしなかったのだ。日本は米国との同盟を基盤にして自国の防衛は自国で守り抜く決意が必要だろう。

今朝の中国中央テレビ(CCTV)では、日米の2プラス2会談を放映していたが、対中国に関しては全く触れていなかった。都合の悪いことは報道しないのが中国である。

また同テレビによると中国に入国する外国人には中国製ワクチンの接種を義務付けるという。これはいまだ詳細が不明だが、真実だとすれば非常識な政策だ。北京オリンピックは無理かもしれない。ジュノサイドを認定された国がオリンピックを開催できるわけがない。ナチスドイツがベルリンオリンピックを大々的に宣伝利用した前例があるからだ。