今のところ日本国内のコロナ感染者が少ないのは幸いであるが、ワクチン接種計画が準備不足だった感は否めない。担当部門はその場でなんとかなると考えていたのではないだろうか。いざワクチン接種が始まると、不具合が出るわ出るわ。ワクチン接種を先行させていた諸外国の事例を事前に参考にできたのであるから起こりうる問題点は事前に予測できたはずである。ワクチン接種全般を統制する司令塔は機能しているのだろうか。

後の祭りだがオリンピック開催国ならば、ワクチン入手にもっと早く手を打つべきだった。

メディアには、重箱の隅をほじくる批判をせず大所高所からの批判をしてほしいがメディアも勉強不足でまともな批判もできていない。

米国ではドラグストアで薬剤師も接種しているという。今日のニュースでは獣医師も協力している自治体がでたようだ。これは事前の計画になかったはずだ。泥縄だがやらないよりはましだ。

また接種した人の記録をどう処理するかは決まっているのだろうか？今日の海外ニュースによると、EU国内でもデジタル化している国とそうでない国があるようだ。今後EU内で旅行する場合、ワクチンパスポート求める国が多くなるようだ。ドイツなどは国民感情（差別につながるという理由）に配慮してか記録をデジタル化していないようだ。日本人が以前のようにどんどん海外旅行する状況になったら海外ではワクチンパスポートを求められよう。したがって接種のデジタル化は必須となろう。もう遅いかもしれない。もう一波乱あるだろう。

また来日外国人は、指示されたコロナ対策に従っていない人が多いという。日本は無法地帯だ。