cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

初めての海外旅行ー2

モルジブ共和国はイスラム教の国で、リゾート産業が主産業です。モルジブ唯一のマレ国際空港は小さな環礁の上に建設され、空港の近辺に集落などは無い。入管手続きも一応あったが、外国の不良文化に浸食されないよう持ち込みの荷物を細かく検査された。特にアダルト本などイスラム文化に害になる類は排除している風だった。私が持って行った魚類図鑑が珍しかったようだ。空港の片隅にソ連製のヘリコプターが2機置いてあったが、可動機がどうかは不明だった。冷戦時代、ソ連はモルジブ共和国を軍事支援していたようだ。モルジブ共和国の首都は同じく環礁の上にあるマレで、空港の島から約1マイルの近距離にあった。現在は空港から首都のマレへ橋が架かっているようだ。

ダイビングの目的地は空港の港から小舟で約1時間のところにあるバンドス島だった。宿泊は海岸の砂浜に建てられたコテージでバストイレ付だった。バンドス島は全周を歩いて20分くらいの島だった。ダイビングショップはドイツ人が経営しており、日本人のインストラクターもいたので言葉に不自由はなかった。お客さんは日本人が半分、ドイツ人が半分くらいだった。単身で参加していたのは私(当時54歳)くらいで、ほとんど若い人ばかり。


魚の種類は沖縄と同じで、魚影の濃さが違うだけ。地元では観光業が主で漁業はしていない。したがって魚は人が近づいても逃げない。