cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

「土偶を読む」竹倉史人著

竹倉史人著「土偶を読む」(晶文社)は、新聞の書評を見て図書館に申し込んだがすでに十人以上先に申し込みがあった。やっと順番が回ってきて読んでみた。目からうろことはこのこと。土偶に対する認識が一変した。
この書は考古学に興味のある方でなくとも土偶について知りたい方は一読する価値のある書であると思う。日本の縄文時代に対するイメージが一変するはずです。かつて県立歴史博物館でボランティア解説をしていた時、レプリカを含め土偶がいくつか展示されていました。しかし土偶について納得のいく説明は読んだことも、聞いたこともなかった。この書により初めて納得できる説明を受けた。縄文時代を生きた日本人の祖先はすごい。