cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

訃報

家内と一番親しかった姉が今月に入って亡くなった。88歳で独居だった。家内を小さい時からかわいがってくれた姉だった。因縁めいているが、家内と私が初めて出会ったのは、家内がこの姉の嫁ぎ先に遊びに行く途中の山陽本線の列車の車内だった。昭和38年、私は赴任旅行中だった。正月休みの期間中で車内は混んでいたが、たまたま同席になり、いろいろ話しているうちに職場自慢の話しになり、会社の電話番号を聞いた。あとで家内から聞いた話では、姉に「知らない人に電話番号など知らせちゃダメ、騙されるよ」と言われたという。当然だ。その後、数週間して家内の住む町に行く余裕ができ、電話して喫茶店で待ち合わせ、小さい町だが町を案内してもらった。小京都といわれるだけあって、いまも風情がある町だ。