cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

昨日の古文書を読む会

昨日は風邪が流行ってるせいか欠席者が多かった。高齢者が多いのでみな健康志向である。古文書を読む作業は、江戸時代に書かれて地元の旧家に残された特定の文書を全員分コピーし、それをテキストにして、輪番で担当するページを読み合わせする方式だが、読めない文字がどうしても出てくる。字の癖や言い回しの癖があるので、すんなりとは読めないことが多い。当て字も多い。現代文については、小説以外は簡潔に表現することを求められるので江戸時代の文書を読むと極めて違和感がある。表現がくどいのである。また代官所や奉行所宛の文書は粉飾された敬語の羅列でうんざりする。現代社会との違いが文章にも現れている。楽しみは、当時の社会に発生した事件や問題点を庶民がどう考えて、どのように解決したかを推測することである。現代にも共通する庶民の感情がある。