cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

中国上海の大混乱、中国東方航空事故続報

YouTube「大紀元報」によると、中国は、厳格なゼロコロナ政策を採用しているため、社会に様々なひずみが出ているとのことです。特に上海では感染者が増え、医療崩壊を招き必要な治療を受けることができず死者も出ているとか。また市内全域がロックダウンされたため、食料の配給が出来ず、絶望した市民がマンションの高層階から飛び降りる動画もアップされています。食料が無いのではなく、配達する人がいないのです。禁止されているが背に腹はかえられず食料調達に住居の外に出ると警備員になぐるけるの暴行をうける。動画がアップされていました。PCR検査に3密状態で何時間も並ぶ状況ではその間に感染するかもしれません。銃声も聞こえる暴動らしい動画もあります。まさに人災です。
報道によると、救援のため10万人の解放軍が投入されたとのことですが、対応が遅すぎたと思います。「大紀元報」は、中国共産党の内部抗争が関係していることを臭わせています。このような事態に至った原因を徹底調査し再発防止に全力を挙げるべきだと思いますが、現在の中国の政治体制では期待できそうにありません。


中国東方航空事故について、ブラックボックスは米国で解析されつつあるようです。現在噂になっている事故原因は、副操縦士による自殺です。宿舎に遺書が残されていたという噂です。「大紀元報」によると、以前、雲南航空と東方航空が合併した際、雲南航空所属の副操縦士は中国東方航空の所属となった。その際以前の機長待遇ではなく副操縦士への格下げになり給与は大幅にダウンした。なお事故機の機長は年齢32歳で飛行時間が約6000時間、父親も東方航空のパイロットだった。副操縦士は軍パイロット出身で年齢57歳、飛行時間は約3万時間と多く、かつて機長の指導を行ったこともあったという。機長と副操縦士は親子ほどの年齢差があり、クルーの構成としてはアンバランスに思われるが、中国民航局の規定には準拠しているという。他の情報として、副操縦士は中国の不動産大手「恒大産業」に全資産を投資していたとのことである。また遺書には中国共産党の政策への不満も書かれていたとのことである。官庁などで、若いキャリア官僚が突然課長職に就くのに似ているが、パイロットの世界は技術がものをいう世界である。副操縦士は日ごろの不満が爆発したのかもしれないが、他の乗員を含めお客様を道連れにした行為は許せない。


このような特異な事故に対し、岸田首相が習近平主席に早々に見舞い電報を打ったというのは日本がばかにされる。中国に忖度した積りだったのかもしれないが。