cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

ウクライナ戦争と中国人民解放軍

ロシア海軍の旗艦モスクワがウクライナ軍によって沈められました。今のところウクライナ製の対艦巡航ミサイルによるものとされています。戦争は兵器の最良の実験場でもあるので、ロシア(旧ソ連)製の兵器或はそのコピー兵器を主装備としている中国軍は、運用を含めて情報収集に全力を注いでいるものと思います。ロシアが中国に輸出した武器であっても、ロシア軍が中国軍に関連情報を提供することはありえません。中国軍の主要な装備、陸軍の戦車、火砲、ミサイル、対空火砲、海軍の空母、駆逐艦、潜水艦、空軍の主力戦闘機、艦載機、地対空ミサイルなど、ほとんどすべての装備がロシア(旧ソ連)製かそのコピーです。したがって今回のウクライナ戦争で、ロシア(旧ソ連)製の最新兵器があまり効果を発揮していないとなると(どうもそうらしい)、中国軍にとっては一大事になります。私の想像では、中国軍は今頃大慌てで戦略戦術の練り直しに着手しているのではないでしょうか。米国をはじめ中国を仮想敵国とする国家は、中国軍のこれらの動向を察知しようとすると思います。編成組織面で旧ソ連軍をモデルに建設された中国軍は、今後大きな変革を迫られるかもしれません。