cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

家内と定期交信 、明治期の地租改正の話題

家内とは先週金曜日に一緒に通院したばかりなので気持ちが直ぐに通じた。食事もたまに進まない時があるが、体重は維持しているので問題ないようだ。家内の話しでは2番目のワンちゃんが食あたりで肛門から血が出たという。何のこっちゃと思ったが、ぬいぐるみの犬でも生きていると認識しているようだ。話を合わせておいた。うちの家族は何人だったっけと聞いたので、5人だよというとそんなにいたんだねという。次男の食事が心配できちんと食べているかどうか聞いたので、奥さんがちゃんと食べさせているよ、といっておいた。50歳をとうに超えた次男は、子供のころは間食ばかりしてきちんと食事しない子だったのを覚えていたのだ。家内の気持ちはおだやかで安定していた。
午後からは「古文書を読む会」だった。最近、メンバーの奥様がふたりお亡くなりになった。おふたりとも私と同世代の人だ。
会のテキストは、このところ、同じ地元の名主家の勘定帳の解読だ。明治初期の綿の取引のことが書いてあった。相模の地域で綿が採れていたとは知らなかった。江戸(東京)の相場を見ながら売買のタイミングを計っている。現代と比較すれば金額は大した額ではないが、当時から相場と売買のタイミングには相当神経を使っていたことが伺える。今日はメンバーの間で、明治初期の地租改正が話題になった。切り替え期間が短かったので悲喜こもごもだったらしい。不公平感が強く一揆騒動も頻繁だったらしい。地元の過去の歴史や出来事に思いを馳せることは楽しい。