cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

202306011家内の見舞い

家内は5月30日に病院を退院し、施設に戻った。主治医からは回復することはないと告げられた。施設においては最後の段階のケアを最大限行ってくれている。施設には感謝しかない。
退院後、点滴を中止したので水分補給は経口食料しかない。むせるのと、誤嚥性肺炎で発熱すると危険なので、水分は必要量の10%程度しか供給できない。多系統萎縮症で亡くなる方は誰でもこのような段階を経るのだろう。パーキンソン病も同じような経過をたどるのであろうか。その段階で認知機能が残っていれば見舞いに来てくれた親族を認識することはできる。〇〇が来たよ、と言うと頷いてくれる。
日を追うごとに脈拍が速くなっている。日々のバイタルは記録に残される。
施設は毎日見舞いに来ることを勧めている。家内の居室では家内が好きだった70年代の映画音楽やカーペンターズやハワイアン音楽をラジカセで流している。耳は最後まで聞こえているようだ。
長女は仕事がある日以外は、都内から毎日見舞いに来てくれている。
私は自宅から近いので毎日見舞いに行っている。
呼吸が若干早くなり、父の最後のときの状態に似ている。
昨日2200から放映されたNHKスペシャル番組「失われた時をこえて~」を録画した。番組の内容は大変良かった。身につまされる内容だった。