cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

サービス付き高齢者住宅のセキュリティ

昨日、町田市鶴川にある「サービス付き高齢者住宅」で殺人事件があったようだ。一般に介護施設は、入居者の徘徊行動などを防止するための安全施策は十分考慮され、細かく配慮がなされていると思われるが、外部からの不審者の侵入などに対する対策は考慮されているだろうか。現在グループホームに入居している母は、3年半ほど前に、一時、サービス付き高齢者住宅に入居したことがあった。建物は新築で、豪華なビジネスホテルに似ていた。新設後間もないので、居室は半分も埋まっていなかった。廊下は静かでガランとしていて、当時廊下を歩いていても他人と行きあうことはなかった。出入りはホテル並みに自由で、個室に鍵が掛かってなければ、誰でも外部から侵入できた。実態は賃貸住宅(ワンルームマンション)と同じつくりなので、当たり前かもしれないが。
今回事件があった施設は、実際どうであったか不明なので、断定はできないが、おそらく外部からの出入りがノーチェックであったのではなかろうか?特に夜間は、施設の係員も少なくなり、見回りの頻度も下がる。サービス付き高齢者住宅のセキュリティ上の責任区分がどうなっているか?明確にする必要があると思われる。契約時もその点があいまいであったように記憶している。
監視カメラがあったようだが、常時モニターしていて、夜間でも非常時には直ちに対処できる人が配置されていたわけではないと思われるので、今回のように事件の事前防止には役立たない。犯人探しには役立つと思うが。